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伊達政宗

春風

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おはようございます。

本日は晴れて夫婦となった二人の話と思いきや小十郎が全面にでております。

小十郎視点だしなでも楽しく書かせていただきましたよw








   春風








春うららかな日差しに誘われ落ちてこようとするまぶたと格闘する小十郎ははっと顔を上げて我主君を見上げた。

「だるいな…」
やはりというか、執務に飽きた政宗様が、盛大なあくびを隠そうともせず、天下人となってこの国の政をしているという威厳も微塵もない姿でだらけきっている。

「政宗様」
もっとしゃきとしてくださいと自分がいったところで素直に聞いてくれるとのではないことは重々承知している。

小さいときは小十郎と私の姿を探して、可愛い笑顔を向けてくれていた殿が…含羞む姿が懐かしと思わず遠くを見つめていたい。

「煩い小十郎の癖に」
「殿!」
「このように太陽が輝く青空が広がる中で何故、屋外でじめじめとしなければならないのか」
「殿は天下人となられ、戦がない平和な国を作るためにも真面目に…」
「もうよい、まったく小十郎はうっとうしくてかなわん」
「殿っ!!」
またもや殿のぼやきが始まり私は頭が痛くなってくる。

「殿が真面目に執務をこなしていれば、このように仕事が溜まることもなく…」
「わかったから働けばいいのだろう」
それでも頭に花が咲始めている殿には私の苦言などどこふくかぜなのだろう。

仕事をするといいながら中々集中できないようで難しい顔をしてうなっている。

政宗様ほど優秀で非の打ち所のない武将はおられないそれが生涯忠誠を誓った私の誇る殿なのだ。

やる気さえ出せばまたたくまにこなしてしまうというのに…どうすればよいものかハア

頭が痛い

「早く華と二人きっきりでしっぽりとぬれたいものだ」
「殿…」
とうとうご正室の華姫に会いたいといいだしてしまった殿にまた深いため息が漏れる。

「このような日は華を連れ立ち城下を散策その後は、華に膝枕をしてもらい、惰眠を貪りつつ華を可愛がりからだの隅々まで…」
「殿~~いい加減になさりませ、華姫様と出かけたくば仕事を完璧にこなしてからにしてくださいっ!」
「小十郎にはわからぬ」
「なにがでしょうか」
「愛おしい姫がいないから」
「それはどのよう意味なのでしょうか」
「恋を知らないから無粋なことでも平気で口にするのだろ、くやしければおなごの一人でも連れてくるがいい」
にやりと笑う殿が心底楽しそうでよからぬ事を考えたときの政宗様の顔だ。

ぶちっなにか頭の奥できれたような音がする。

「わかりました。おなごを連れてくれば良いのですね」
「ほぉ紹介してくれるというか」
「そのかわり、殿には私の分まで働いてもらいますからね」
「何」
「では、失礼」
「おい、こら小十郎」
私は引き止める殿の声を無視してずかずかと廊下を歩く。

私だとて智の片倉小十郎と呼ばれる武将そのきになればおなごなど…と勢いつけて出てきたがいいが…

女人は子を産むだけが仕事などと思っていただけに私を好いてくれるおなごがいるのかどうかもわからない。

うむ、これはこまってしまった。

出てきた時の勢いは遠く失せなんだか足取りも力がなくなってきた。

「はて、どうしたものか」
考え込むように俯き足の先を見つめていたら…

「あっ」
「これは失礼」
誰かと体がぶっかったようで顔を上げれば…

「小十郎様、申し訳ありません大丈夫でしたか」
「これは華姫こちらこそ申し訳ありません下を見ていたもので気づくのがおくれ」
「…何か悩み事ですか」
「……」
首をちょこんとかしげた華姫様の仕草は殿でなくても可愛いと思うもので…

政宗様と祝言を上げてからの華姫様は匂いたつように色香が漂いとてもどきまぎさせられることが多くてこまってしまう。

「いえ…悩みというほどのことではありません」
「ふふ、小十郎様が俯いて歩くことなど平時では見られないもの」
「これはしたり、華姫様には隠し事などできませんね」
「これでも政宗様の妻ですから」
殿には過ぎたほど人としても良く出来た方で、気立ても良くしとやかにお美しい方だと思う。

下々のものにも同じ目線でお話されて、聡明な姫で皆の良き相談相手となっては明るい笑顔で解決していく手腕は私など舌をまくほどだ。

華姫様が来てからよりこの国はよき方向にむかっていると実感できることが多くなってきた。

確かに政宗様の素晴らしい統治も間違いないが強く国を導く殿に華姫はこぼれ落ちそうな人々を救い手助けをして国の礎を築いている。

誠殿は得難い方を正室に迎えられたものだと感心する。

「私めの相談をしてもよろしいですか?」
「私でよければなんなりと申してくださいね」
華姫様に背中を押され私は殿との経緯を申し上げた。

華姫は頷きながら時より笑を浮かべて相槌うつ。

「それならば、なんの問題もありませんよ?小十郎様」
「何かいい考えが浮かばれたのですか?」
「はい、先日面白い方と知り合ったのですよ」
「華姫様?」
くすくすと楽しそうに微笑まれて、私は少し間抜けな顔で見つめていたのだった。



「遅い小十郎めどこまでほっつきあるいているのだ」
執務室の前からでも政宗様の不機嫌が聞こえてくる。

私はこほんと咳払いをしてから部屋にと足を踏み入れた。

「殿お待たせいたしました」
「遅い!」
「申し訳ありません」
「して、おなごはどうした?」
「はいう、こちらにまいっております」
「ほお、逃げずに連れてくるとはな俺はてっきり謝りにくるのかと楽しみにしておったのだがな」
ぎくりとその鋭いして気に私は背中に冷や汗が上がれる思いだもし華姫に相談していなければその通りになっていたからだ。

やはり、そういうわけでしたか、私を困らせようとしてまったくいくつになっても子供のままだとは…ここまでくれば情けなくなってくる。

「ご冗談を申されますな。この小十郎男に二言はないとおもっておりますれば」
笑顔でそつ無く政宗様に答えてみせた。

「ふん、ならばそのおなごみせてもらおうか」
「はい、姫」
「……」
すっと障子戸を引き南蛮の洋装に身を包んだ若い娘がはいってきた。

金の長い髪を結い上げてくるくるとした巻き毛を両肩から滑らして、どれすの端を少しつまみあげて会釈をした美姫という言葉がよく似合う。

まっかに引いた口紅がゆっくりと弧を描き微笑みを形作る。

「Hola 政宗様」
「ああ…うん?その声は…まさか」
びっくりして、政宗様が姫にむかって指を指す。

「はしたないですぞ、殿」
「おい、どういうことだ小十郎」
「何がでしょうか」
「とぼけるのもいい加減にしろっ」
「わたくしめはいつでも本気とぼけた覚えはございませんよ」
「俺の目はどこまかされんぞ」
「とぼけているのはいつも殿です、それに誤魔化すなどとひどい言われようでうすね」
「小十郎っ!」
いつまでも知らぬ存ぜぬの私に政宗様が恫喝する。

「もう、それくらいでおやめくださいませ」
「華っお前のその姿は一体なんだ」
「似合いませんか?」
「いやその…よくにあっている///から困るのだが」
「政宗様小十郎ほど忠義者はおりませんよ?余り困らせてばかりでは可哀想です」
「華姫様」
やはり華姫は私の働きを褒めてくださっているのだこれほど嬉しいことはない。

少しは苦労が報われるというものだ。

「華、お前は俺の室なのだぞなぜ小十郎の味方をする。それに俺はおなごを連れて来いといったではないか」
「政宗様はおなごを連れて来いと言われたのです。どのようなおなごとはきいてはおりません」
「それは、へりくつではないか」
「殿のお得意ですね」
「うっ…」
「それに華姫がもうされたのですよ?」
「華、まことなのか」
「はい、私が小十郎様に申し上げたのです。政宗様はおなごを連れてくるように申しているだけで限定されていないのだと」
「さすがは華姫様です。小十郎感服つかまつりました」
「褒めすぎですよ小十郎様、恥ずかしいです///」
「頬を染めるな華。お前は俺のものなのだからな」
「聞き分けのない殿が悪いのです」
「小十郎っ」
執務室に殿を残して、私は華姫を促し立ち上がる。

「ささ、華姫様。珍しい茶菓子を手にれたのです」
「それは楽しみですね」
「華姫様に是非食していただければこの小十郎幸いでございます」
「華をおいていけ小十郎」
「政宗様には山積みの仕事が残っております」
「おい、華は俺だけの妻だぞ」
「お仕事頑張ってくださいね。政宗様」
「華~~」
政宗様の目の前で態と音を立てて閉める。

「して、華姫様そのお衣装はどうされたのですか?」
「これですか?実は先日相談事をお聞きした折大変感謝されまして…このどれすときつけ方化粧の仕方などいただいて教えてくださったのですよ」
とても愉快な方だったのだと華姫様は鈴を転がしたように可愛らしい笑い声で種明かしなどを聞かせてくれた。

「しかし…わたぐしことに華姫様をまきこんでしまい申し訳ありませんでした」
「よいのですよ。いつも小十郎様に甘えて真面目にお仕事をなさらない政宗様にはたまにはちょうどよいお灸となりましょう」
「はは、華姫様にかかればまるっきり殿は童心ですな」
「ふふ、本当は政宗様を沢山甘やかして上げたいのです…私では母上様のようにはいたりませんが…」
「姫…」
「真面目にお仕事をなさった後なら沢山沢山我儘を聞いてあげて甘やかせていただきます」
「本当に姫に巡り会えて殿はお幸せ者です。これからも政宗様を宜しくお願いします」
「はい、喜んで。小十郎様も我侭な殿ですがこれからも支えてあげてくださいね」
「もちろんです。この身は政宗様に心からお仕えしてゆく所存です」
「ありがとうございます」
優しく笑まれる華姫はまるで天女のような美しさで…私は胸から熱いものがこみ上げてきて目が霞んでしまいそうです。

政宗様をこれからも末永く宜しく、よろしくお願い申し上げます。







「華!華!華はどこだっ!」
「あっお仕事終わりましたか?政宗様」
「小十郎は、どこだ」
「まだお仕事があるからと下がっていきましたよ」
「華、華、華」
「まぁどうしたのです?政宗様」
政宗は華の腰に腕を回してすがりつく。

「俺を置いて行かないでくれ俺から離れないでくれ」
「私は政宗様をおいていくことも離れていくことも考えたこともないですよ」
「華好きだ。愛してる。お前だけに愛を誓うだから俺を好きだといってくれ」
「存じております。私も政宗様を心よりお慕い申し上げているのですから…お傍においてくださいませ」
「ああ、ごこにもやらいからな華は生涯俺だけのものだ」
「はい、華は政宗様だけのものです」
顔を上げた政宗に笑を浮かべて、華はそっと顔を下ろしていく。

政宗は待ちかねたようにその甘い口づけを甘受した。


お二人の仲睦まじい姿は家臣として誠に喜ばしきこと速く政宗様と華姫様のお子を見ることが楽しみな私のもっかの願いであります。







 ―了



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